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妖怪うぃき~現代にも現れる妖怪達~

妖怪……いるんですよ、現代にも。現代で起きた、妖怪達の目撃情報を紹介いたします。

放置しすぎて更新する気概も無いので、図鑑の方に統合し始めてます。過去の記事も一部図鑑へと移しているので、妖怪うぃき的妖怪図鑑の方へお越しくださいませ。

腹が減ったのでガキと妖怪の話でも

クソガキ道を行く僕です今晩は。

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いきなりですが、ガキと言う言葉の由来をご存知でしょうか?

漢字にしたら餓鬼ですね。響きが痛快なんで、優しさを込めて僕はキッズをよく「クソガキ」と呼びます。

餓鬼という言葉は、ちゃんと辿れば仏教の、生前に強欲だった者が歩む餓鬼道の餓鬼です。しかし新しく覚えた言葉をもっと広い意味で便利に使っちゃうのは日本人の得意技。仏教が広まるに従い、餓鬼は飢えた人間に取り憑く妖怪だとか、腹を減らして死んでいった者の怨念だとか、様々な意味を持つ言葉に進化していきます。

そして、常に腹を空かしててご飯を貪るように食べる子供達が、いつしか餓鬼と呼ばれるようになったんですね。

あ! だから餓鬼大将ってどの漫画でも大体ご飯いっぱい食べそうな体なんですね! まぁそれは勝手な解釈ですが…。

 

さてさて、ちょっと触れましたが、妖怪としての餓鬼は、主に憑き物として扱われていました。餓鬼に憑かれると猛烈に腹が減り、下手をすれば死んでしまう。対処法は、何でもいいから一口食べる(わぁ簡単!)、食べ物が無ければ手に米という字を書いて飲み込む。そうすればとりあえず助かるみたいです。

 

因みに、餓鬼憑きは主に山中で起きます。

「え? それってただ腹が減っただけじゃね?」

と思った方、鋭い!

 

他にも、ヒダル神というのが非常によく似た性質を持った妖怪で、同じように腹が減っちゃいます。助かるには、前持って弁当を少し残しておくか、道端の食べれる物をなんでもいいから食べるか、です。そしてこれまた山中でよく出る。

 

餓鬼とひだる神様から見えてくるのは、妖怪が持つ意味の一つです。それは「教訓」。

この場合ですと、

「山とか行く際は万が一を想定して常に食べ物を残しとくんだぞ!」

ということになるでしょう。それをもっと旅人の心に植え付けるべく、妖怪として育まれていったと考えるのは妥当なハズ。

食べ物ではなくなりますが、行逢神(ゆきあいがみ)という憑き物もあります。

これもやっぱり山中などで、突然発熱したり気分が悪くなったりする現象です。

今もですが、今以上に昔は山というのは神聖で、また恐ろしい場所でした。つまりもっと広くこれらの妖怪からの教訓をまとめれば、

「キケンな場所へ行くときは用心するように!」

というでっかい意味での教訓になるでしょう。

 

そう考えると、恐ろしいと思われている妖怪も、裏を返せば教訓として捉えられることが多いのです。

少し視点を変えるだけで、敵も味方になってしまう。

妖怪ってまさに反面教師な、実はイイヤツラなんですぞぃ。

(――と、信じ込んでチョー怖い妖怪に痛い目に合わされても当ブログは一切の責任を負いませんのでご了承下さい)