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妖怪うぃき~現代にも現れる妖怪達~

妖怪……いるんですよ、現代にも。現代で起きた、妖怪達の目撃情報を紹介いたします。

放置しすぎて更新する気概も無いので、図鑑の方に統合し始めてます。過去の記事も一部図鑑へと移しているので、妖怪うぃき的妖怪図鑑の方へお越しくださいませ。

ショップ店員になんか憑いてた話

珍しく買い物中に不快にさせられることがありまして、ちょっと書かせて頂きたいと思います。

数日前、デートがてらかのじょと買い物してたんですが、シャンプーや石鹸などを扱っているちょっとオシャレな感じのお店でソレは起きました。

 

僕はそのお店で買いたい物なんて皆無でしたので、適当に物色してたんですが、すぐに親切そうな、かつそのお店の中でも身分の高そうな女の店員さんが「それ、今売れてるんですよ~」なんて言いながら近づいてきました。

 

ここまでは至って普通。既にその時点で「俺に近寄るなぁぁぁ!!!」って思ってる僕の異常なまでのショップ店員嫌いを除けば、です。

で、その店員さんは丁寧に、笑顔で商品説明なんかを始めます。

 

まずここでこの話の最も大事なポイント。

その店員さんの接客は至って丁寧。口調も物腰も柔らか。

なのです。全く不快ではありません。むしろ流石ってなぐらいです。

その店員さんの丁寧な商品説明で、僕の恋人は興味を持っていた商品を一つ手に取り、買う決意をしました。

 

店員さんは更に、親切に「今売れている商品はこれ」とか、「男性にも売れる商品はこれ」などと10分近く説明をしてくれました。

ふむふむ。こういう石鹸とかも奥が深いなぁ、なんて思ったりしました。

更に更に店員さんは、ハロウィンが近い今だけのオススメ商品なんかを、これまた丁寧に、解り易く10分近く説明してくれちゃいました。

そうかそうか。ハロウィンも近いんだったなぁ、なんて思ったりしました。

更に更に更に、店員さんは親切に、「私が愛用しているシャンプーとボディーソープはこれで――」のような話を身振り手振り交えて10分近く説明しくさりました。

ほぉほぉ。でも、ぶっちゃけそれは興味ないかなぁ(;´∀`)じゃあそろそろ――

更に更に更に更に、店員さんは仏の心で親切にも、「石鹸作り体験ツアーっていうのもやってるんですよぉ」等と20分近く熱弁しやがりました。

あのさ……えっと……もういいですか?

サラミ、店員さんはもう完全に帰りたいオーラ出してる僕などお構いなしに、「このお店は歴史がありましてぇ」等と、くちょどうでもいい事を10分近く説明しやがりましたコンチクショー。

僕はこの段階で、何かコイツはおかしい、と感じていました。キツネでも憑いてるんじゃねーか? とかね。

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狐憑

 

だっておかしいでしょう?

軽く一時間は、説明し続けてるわけです。しかも、明らかに僕と彼女は「帰りたいです、はい」なオーラを出してますし、オーラどころか時計チラチラ見たり、彼女に任せてどっか違う場所見に行ったりしてるわけです。それどころか、「じゃあそろそろ――」って実際言ってもいるのです。だのにコイツは百戦錬磨のヤワラカナモノイイを駆使してなんとか食い止める。

商品を買わせるのが目的ではなく、自分が丁寧な接客をすること、説明をしまくることが快感――なんじゃないだろうか? と思えるような感じでした。

 

――さて。一方的に店員さんを非難してきちゃいましたが、実は僕にも落ち度はあると自覚しちょります。

僕、かなりのオーバーリアクションしちゃうヤツでして、すんげぇ興味無いことでも、「ふむふむ!」みたいに尤もらしく頷いちゃったりするんです。そりゃあ店員さんも「こいつ、買うな」と思っちゃうかも知れんのです。

とはいえ。

その持前のオーバーリアクションを「お願いだから解放して」という方向にシフトチェンジした僕を見て尚説明を止めないこやつは空気読めないと言えるのではないでしょうか。

結局最初に彼女が手にした商品だけを買って狐に抓まれたような心地で店を後にしましたが、もし後10分長引いていたら、本当に買わずに怒って出てきたと思うのです。しかも二度とあそこには行くまいと思っちゃったわけで、それはやっぱり接客としては「失敗」だと思うのです。何事も、やり過ぎはイケナイんだね、といういい教訓でした。

だって、もしあの時サラリとした説明だけで、後は自由に見させてくれたのなら、もう一つぐらい何か買ったかも知れないわけで。

 

ただ、身体も、洗顔も、同じ安い石鹸で済ませちゃうワイルドな27歳の僕には千円以上もする石鹸になんて何の魅力も感じられなかったわけですが。

 

あのお店の店員さんへ

次に行くときは陰陽師連れていきます♪