妖怪うぃき~現代にも現れる妖怪達~

妖怪……いるんですよ、現代にも。現代で起きた、妖怪達の目撃情報を紹介いたします。

放置しすぎて更新する気概も無いので、図鑑の方に統合し始めてます。過去の記事も一部図鑑へと移しているので、妖怪うぃき的妖怪図鑑の方へお越しくださいませ。

愛で禁煙なんかできるわけねぇだろタコ焼き

ヘビースモーカーだ。

それはもう、中学の時に親父のタバコをこそっとくすねて以来の筋金入りだ。

しかしついに転機が来た。

中途半端な覚悟では、もう絶対に止められないことも、僕が完全に中毒で依存しまくってて病気であることも、身をもってわかっているつもりだった。

もう、禁煙なんてバカなことしないで、死ぬまで吸い続けようとすら思っていた。

しかし今僕はかなり固い決意で、人生何度目になるであろうかわからないけれど、また禁煙している。今回は、かなり、マジだ。

何が起こったのか? それは昨晩のカノジョとの電話に遡る――

 

「――いやぁ、なんか最近喉の痛みが取れないからさ、タバコ弱いのにしようかと思うんだよな」

「ふーん。やめればいいのに」

「いやいやいやwww止められるなら止めてるわwwwwてかさ、タバコ吸ってるおっさんって、たまにすげぇ獣みたいな匂いしてるやついるよなwwwwマジあれ臭いんだわwwwああはなりたくないね」

「いるかもねー。たまに〇〇〇(僕の名前)も変な匂いしてるし

「マジかぁwwwまぁ俺は絶対そういう匂いしないと思うけどwww……え? 今なんて言った?」

「たまに〇〇〇も様子のおかしい匂いがする」

「おい……てめぇ……冗談もほどほどにしやがれ……」

「ア……でも、別に臭くないよ? 気にしなくて平気だよ?」

「おい。もう手遅れだぜお嬢ちゃん。詳しく聞かせてもらおうか――」

 

人はわがままで利己的な存在。

色々な情報は得るけれども、「絶対に自分だけは大丈夫」と、つい思ってしまうもの。僕もそうでした。

そして。昨晩、その幻想がついに打ち砕かれたのです。

自分だけは大丈夫、なんて考えには何の根拠もなく、むしろほとんどの場合「自分も一緒」になっているのです。

 

よく考えたら、愛するハニーは喘息持ちです。

それなのに僕は悪魔の煙を量産し続けていた。僕はサタンです。

ごめんね、ほんとに。

僕は馬鹿だった。

大好き大好きと言いながら、口から煙を吐いてたんだよね。

本当にごめん。

さらに、カノジョのお母様は嫌煙家です。最近メールを仲良くしたりしますが、お母様の信頼も壊したくはない。

さらにさらに、おばあ様に至っては「喫煙家には死を」な過激派らしいです。殺されます。

俺を!

縛り続けてきたこの煙に!!

今こそ!!

サヨナラを!!!

 

忌み嫌ってきたヘビースモーカーなおっさんのビースト臭。

それを自分も発し始めていた……。

僕はニオイが大好きです。

カノジョの匂い、おっぱいの匂い、髪の匂い、汗の匂い。

空気の匂い、春のぬるくって生命に満ちた匂い。

夏の草や緑の青々とした匂い。

秋の少しさみしさを伴う趣ある匂い。

冬の乾いた、それでいて切なさを喚起させる匂い。

匂いが好き。

だのに!

俺が!

ファッキンビースト臭を発しているだとぉぉぉぉぉォォォッ!!!!???

 

妖怪「くさゐ」

 

うけけけけけけけ。

 

僕の体臭、どう? ね? どう? うふふ。 どう? イイニオイ? ウケケ。

 

 

とぉにもかぁぁくにもぉぉ! っと!!

 

 

やめる

 

PS、たこ焼きプレートを三枚持ってる主婦が居て、関西人でした。

もはや関西の人は一家に一枚という都市伝説はマジなんじゃないのか? と思ってタイトルがこうなりましたとさ。